学費比較(私立大学歯学部編)
わが子の進学の選択肢に歯学部を入れようと考えてはいるものの、「そもそも、私立大学の歯学部って6年間でどの程度の学費が必要になるのか心配」という方は多いと思います。歯学部は、薬学部と同じく、この10年間で値下げが相次ぎましたので、大学ごとに6年間の合計学納金(家計負担額)が大きく異なります。
そこで、学費を含む6年間の合計学納金を比較することで、できるだけ早く受験後の資金準備に見通しを立てて頂ければと思います。それでは、早速、6年間合計学納金が安い順にランキング形式で発表します。
<1800万円台>
01位 明海大学歯学部 1,888万円
01位 朝日大学歯学部 1,888万円
<2100万円台>
03位 奥羽大学歯学部 2,150万円
<2400万円台>
04位 北海道医療大学歯学部 2,460万円
<2500万円台>
05位 松本歯科大学 2,528万円
<2600万円台>
06位 福岡歯科大学 2,630万円
<2700万円台>
07位 昭和大学歯学部 2,700万円
07位 神奈川歯科大学 2,700万円
09位 岩手医科大学歯学部 2,760万円
10位 鶴見大学歯学部 2,790万円
<2900万円台>
11位 日本大学松戸歯学部 2,940万円
<3100万円台>
12位 日本歯科大学新潟生命歯学部 3,138万円
13位 大阪歯科大学 3,150万円
14位 日本歯科大学生命歯学部 3,153万円
15位 日本大学松戸歯学部 3,160万円
16位 東京歯科大学 3,190万円
<3200万円台>
17位 愛知学院大学歯学部 3,220万円
やはり歯学部も全体的には、この10年間で値下げ傾向にあります。以前の様に6年間の学納金が5500万円を上回るような大学はみられなくなりました。一方で、依然として1位と17位の差額は、1000万円以上になります。ただし、国の修学支援制度や大学独自の奨学金制度を活用すれば経済的には進学も随分と現実的な数字になりました。
(注意)一部の大学では、実務実習費が未公表で別納とされており、さらに必要な場合があります。なお、近年、学費・その他経費等の改定が毎年のように行われるようになりましたので、大学の公式サイトに掲載される募集要項などで確認することをおすすめします。